眠くて眠くて眠る時間がすごく多い。まだまだ眠れる。
なんとなく具体的に、この状況をこうしていかないと無理、というのがながくあって、今のようにきっと悩むだろうとある程度わかってはじめたことだった。はじめるときはそうするしかなかったから、今このように歯噛みしながらどうしていけばいいのか悩んでいるということは、はじめたときより自分の持ち駒が増えたということ。でも、どうしていこう？
ジョージナ・グリーグ 中山ゆかり訳『目の見えない私がヘレン・ケラーにつづる怒りと愛をこめた一方的な手紙』（フィルムアート社）
すごくおもしろくてドキドキしながら読んでいる。誰もがひとのことを自分が生きるための道具として見てしまうということ、見えるというのはそういうことなのかもしれないということ。そうしないと、恥ずかし気もなく、のうのうと、でないと、生きてゆけないことになっている自分の弱さを見るのはやっぱり怖い、怖いということ。
