日記

とみいえひろこ/日記

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2023.06.28

肩こりで目と頭に空気が入らない感じでなかなか進められず。ものもらいができそうな時期で、整体にいったりした。自転車で梅田に出て、帰りにカフェの奥まったところで本を読んでいたら落ち着いて読めて、泣きそうになった。曲の音が大きくて、進めようと思…

2023.06.28

「ケイコ 目を澄ませて」(三宅唱/監督) めちゃくちゃよい映画だった。 ・トレーニングノート。 いろんな言い方がある、言葉なら。出力器官(入力器官)が少ないと、その分ひとつの表現が強く、短く、まるごとというか、直截的というか、言葉そのものにな…

2023.06.26

6月中になんとかいけたら、と思っていた手続き系のこと。まだ残っている。また、いけるかもと思っていたものは両方無理で、残念だった。でも自分たちの位置がわかって、まだ大丈夫でがんばれる、やりようがあると思ったこともあってよかった。けっこう、どっ…

2023.06.25

「もう一つの人生は、わたしにとってなんの意味もなかった。本当に何も」 彼女は彼にとって病のようなもの、狂気、理想の夢だった。別の人生だった。 そう、このふたりはここで噛み合ったんだ、と分かる。何の意味もない何か、なんでもいいから別のやりかた…

2023.06.24

コンビニで見かけた「あまから手帖」の表紙のプリンがあまりにおいしそうで、プリン買って食べた。今日もいちにちがんばろうと思う。電話(アラーム)を寝室に持っていかなかったら、すごい寝てしまった。きのうも眠くて眠くてたまらなかった。部屋に眠りに…

2023.06.23

We young forever. ほかの、これまでのいくつもの曲に連なるのと同時に、言い切って、別のところにひらかれていて、 熟していない、未熟で複雑で傷ついている、足りない、ひとりでは無理、到底無理、激しく残酷な逆説、意味を永遠に変えながら生き延びる、 …

2023.06.22

それでも、ふと時間ができた、と思ってしゃがんでつけ麺を食べていて思ったことがあった。思っていたことをすじみちたてて思い直したことがあった。よかった。ほんとうに簡単なことで、短い、短い言葉がばらばらで自分のなかでさえかたちにならなかった。こ…

2023.06.22

まんなかの空白がどんどん大きくなって、ぜんぶこれのためにやっていることのはずなのに、こんなに手段を受け取り、持っているのに、 ぽきっと折れた古い黒い枝の話を昨晩聞いた。そのことはもう、私にもわかっていたことのはずで、折れないようにすることだ…

2023.06.21

さっきうすぐらい部屋で寝転んで、少し時間をとった。これが今日の今の時点でいちばん急ぎのもの。同時に、これはほんとはもっと自分のなかで後回しにしないといけないもの。でありながら、ここまで時間がとれなかった。寝転んで、時間をとったらなんとなく…

2023.06.17

いろんな賢さがあって、私は畏怖の感情を持つ。たとえば自主性、という能力があれば便利だし人によって身を守る強力な道具になる。人によって。そこじゃない場合もある。枠組みや安全のもつ力のことを考えているしもう少し知りたいと思う。私じゃないもの、…

2023.06.15

困ったなー困ったなあーと言いながら夜中トランポリンに寝転んでいたら、犬に見下ろされていた。これは幸せなことだなあ、と思った。幸せなことだなあ、と思うための自分が目に見えなく、泡のように現れる。体感や実感のない感じ方、思い方をするとき、いく…

2023.06.11

川のなかに入った声は、今さらどっちでもいい。床で仮眠をとったりしたので、身体中痛い。 この時期の、このきやきやした感じ、妙にハイな感じ、主役な感じ、の罠にかかってはいけない、ばかばかしい。優先順位を明らかにしなおした。何も表にあらわれていな…

2023.06.10

・何周目かのはじめにもどって。尽きた、終わった、というところにいて、最近思う適切な関わり方、見方のキモは、彼の「ゆっくりさ」をどのくらいの深さで、どのくらいのいろいろな目で、どこまで適切に理解して合わせられるかということ、そのための自分の…

2023.06.08

人はどんなやり方をしても救われないが わたしたちにそれが必要なのだろう なにを浴びても 外にものごとはないという度量で 川は外を流れている 「長い橋」(川田絢音『雁の世』) 「怪物」観た。映画観に行ったのほんとうにほんとうに久しぶり。観に行った…

2023.06.07

独立して5年目に入って嬉しい。仕事の関係で見かけた小さいオブジェみたいなのが気になって買っていたのが、今日届いた。砂時計の、砂でなく泡のバージョンのもの。点滴の音みたいな、心臓の音みたいな、外の大雨の音と一緒になって落ち着く。自分のもので、…

2023.06.06

昔付き合っていた人を見かけたかもしれない。でもたぶんこんなところにいるはずはない。けど、そうかもしれない。もうずいぶん経ったからお互い顔つきも変わっているし、よく覚えていないけど、こういう感じに歳をとったと言われれば納得する。ここにいると…

2023.06.02

ピエール・パシェ 根本美作子/訳『母の前で』(岩波書店)、鵜飼哲/編『動物のまなざしのもとで 種と文化の境界を問い直す』(勁草書房)、『現代アメリカ黒人女性詩集』水崎野里子/訳(土曜美術社出版販売)、石井美保『たまふりの人類学』(青土社)、…