日記

とみいえひろこ/日記

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2022.09.23

ここ数日ですごく歳をとった。目ばちこができて目の下のまぶたがすごく薄く、なんかへんな色になった。わけのわからない傷が手や腕や脚にできていて、消えない。喉が激しく乾燥している。歳をとるのはいきなりで、ほんとうに崖のように激しい。わたしはこん…

2022.09.22

ミランダは糖尿病を患うシングルマザー。糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)のために救急医療を必要としている。幼い子どもを隣人に預けているが、その相手は仕事に出かける必要があるため待ち時間を心配している。救急部門にはよく来ているので、スタッフの一…

2022.09.22

今日は、忙しそうだから、と思って電話しなかった日。 もやもや、ざわざわが長引くときは、何かの作業が足りていないということ、準備の工程を飛ばしてなんとか間に合わせようという気持ちでいってしまいたく、そのことをごまかしていることからくる不安が混…

2022.09.17

隣にあるものの知識をもういちど、時間をすこしとって得たことで、ずっと、なんでなのか考えていたことの理屈が通った気がする、こちらがどう捉えてどこをどう見ていけばいいかということの、ひとつの仮説として。もっと前に何度も耳にしていたことのいくつ…

R.I.P

伸び縮みするほうの時間をもらう夜をこめて降る雨に似ている はじっこにあるものいつも愛されて風がしきりに吹く、いやな風 どんな、ああ 別れ方するんだろうかおしまいの時間が少しずれて それから、階段を下り顔を見るだけでよかったのに しなかった ボウ…

2022.09.13

竹尾 淀屋橋見本帖「DESIGNER × PROJECT ―矢萩多聞と本づくり―」 吉田亞矢『William Carlos Williams’s Vision of Free Verse』(春風社)この本の装丁がすっごくかっこよかった。 話の後半になるにつれて おかしくなる、それらを何度も思い出す、自分のなか…

2022.09.11

謝るとき今ならわたしなら 失礼なことをしてすみませんでした。 と伝えるのがしっくりくるかなあと思う。 「傷つけてごめんなさい」(「傷つけたのならごめんなさい」)という言葉はもっとも嫌な言葉のうちのひとつで、まだこれ以上こちらの心に踏み込んでく…

2022.09.11

こっちの選択のほうがまだつらくない、今は と、押し出されるように出て行く顔とすれ違う。 苦しそう、と思う、打ち消す。それが今はいいと思ったということ。そのほかの選択がない、という場所にいるということ。顔と関わるわたしのほうでもいくつかの感情…

2022.09.09

ひとつ(この期間のことをひとくくりにして。「ひとつ」に関わる時間をとるための格闘についても考えて)なんとか乗り越えて、もう何段階かの返事を待つ時間、休憩している。 何もかも置いて休憩するときにずっと見る。目が奪われてずっと見るだけだからわた…

2022.09.07

親切なあなたであったと思う時秋の朝顔花のみ残る 川本千栄 自分から遠くへ 遠くのもののそばへ すうーっ と自分から離れてゆくことで、もっとも遠くのもののそばへ近づくことでこそ、なにか、存在の核心に触れていこうとするような感じがあって、その位置の…

2022.09.05

主張しないことがすべてだわたしにはちひさな部屋に寝台がある 木下こう 作者…作者、という存在がどこかにいて、この短い歌がその、作者というひとにとって大事な一文、ひとこと、ひとかけら、なのかもしれない。というものの思い方をするのがたぶんわたしは…

2022.09.03

そう、一緒にいると、 こっちがそうなんじゃないの、わたしがあなたを呼ぶときに使うその名前は、わたし(たち)がどうしても自分の「もの」にできない障害物としての、それがあったら今のところ困るもの、どうしてもわからないものを指す、こちらの内側のあ…

2022.09.03

すべて終わったら何が残っているだろう、むなしさだけが残って、ぜんぜん違うかたちになっているだろう か と思うときがある。 まわりのもの、小さなものに出会って出会って行ってたたかうなかでいつか、もういい、まんなかにあるそれはとっくに終わったとい…

2022.09.01

終わり方、終わらせ方もとても重要だ 戦前、戦中、戦後における、たとえば「美術」「デザイン」という道具を、概念を、どのようにとらえてきたか、どのように利用してきたかという話を聞いた。ここはもっと知りたいと思った。いろいろなところから、いろいろ…

2022.09.01

それはもう決められているけれど、それしかないので 受け取って、あるいは見て、読んで、意味づけを自分のなかだけで、自分たちのなかだけで、内側からつくること、紡いでゆくこと は、止められていない。 このことと、 このことと、ここからいつものこと。…