2020-12-10から1日間の記事一覧
ひとつぶひとつぶ水死なせゆく音として聴けるつめたきわが夜の耳 なみの亜子『「ロフ」と言うとき』(砂子屋書房) なんてきれいで苦しい歌。 周囲におかれた短歌の流れで読むと、この水や音が抽象的なそれでなく、物質としてかたちや重さをもつものを描いた…
ひとつぶひとつぶ水死なせゆく音として聴けるつめたきわが夜の耳 なみの亜子『「ロフ」と言うとき』(砂子屋書房) なんてきれいで苦しい歌。 周囲におかれた短歌の流れで読むと、この水や音が抽象的なそれでなく、物質としてかたちや重さをもつものを描いた…