喉白く五月のさより食みゐるはわれをこの世に送りし器 月光の階昇りゆく魚にして瓦斯の火持てる母の照らせる あかときを音高まれる時計にて父母なきものはいのちするどし 『びあんか』水原紫苑(深夜叢書社) 必要があって、もらった時間内でバロック様式の…
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