日記

とみいえひろこ/日記

2024.03.31

からだがけっこう、みるみるうちにしんどくなっていて、14、5年前頃の時間をこれからやり直すようだ、と受け止めている。前よりもう少しうまく応じることができればいい、できないとおかしい。

『捨てがたき人々』。後半、ばばばばっと人の、わたくしの醜態が顕になってゆくところ。むなしさを噛み締める、思い出してしまう。ほんとうに、何なんだろう、なんて醜く愚かなんだろう、なんでいったい、生きていられるんだろう、わたしは、人は。

川手鷹彦『イルカとライオン』、中村隆之『第二世界のカルトグラフィ』など。最近読んでいるのは場所のこと、唯一の、それぞれの唯一のもののためのそれぞれの場所のこと。