日記

とみいえひろこ/日記

2022.07.20

入院と手術をすることになった。でも、ほんとうによくできたとても良いタイミングで、こういうおはなしになっていたというような流れになるものなんだなと思う。わたしがこうなるということは周りのいろいろがもう、一段階ほんとに大丈夫になってきているということ、とか、自分のいろいろについても整理するんだということとか。どうしても一緒に生活している家族ひとりひとりの波が関わり合ってしまうなか、ここ何年かはどちらかといえばわたしだけ外にいる気がしていたけれど、そういうことでもやっぱりない、そこは自分のことだからわからないんだと思う。

必要な人に必要なところまで伝えることと、事務的なことと、強制的に整理することや考え直すことも。この方が私の主治医になる、とあらためて意識しながら、短い時間で必要なことを話した。

赤ちゃんが泣いている声が聞こえて、周りの人たちがとてもテンポ良く声をかけて励ましている声。

自分が恐れていることは自分の癖があるからなんとなくいくつかわかる。それ以上にいろいろ出てくると思う。ものごとはもしかしたら受け入れて向き合うことだけなんだと思う。向き合うといっても、ほんとに向き合うだけで何もしないこと、必要なことに応じるということ。採血のとき、今回は目をそらさず見てみた。体力があまりにないから何かしておきたい。話を聞いていちばんに思ったのは、脱毛しておけばよかったということだった。