日記

とみいえひろこ/日記

2021.02.23

ただ、でも、この時期こそ集中してこちらがそちらに潜り込んでいって、内部の壊れそうなところを手探りにどのようにか壊し壊れていくことをしないと、そして壊れるときはこちらに戻って、見ないと、いつまでもここを抜け出せない。とも思う。壊れる先にも何も思い通りになどなることはない。でも壊れるなら今しか選べない。

また、ここがどこなのか見極めて周りの決まりごとのつじつまを合わせていくこと、このことはいつも同じことではないし、積み上げがいと問題が自分にとってあるものだと思ってやっている。いつも同じやりかたをしているわけでもなく、飲まれる飲まれ方も全然違う。今までのことなど何の役にも立たない。

長い長い時間をかけて犠牲にしている外部のものを、その犠牲にするしかたを、今回は今までよりもすこしは自覚したと思う。外部のものの内部を、時間をかけて手当てしようとする方法も前より厚くなっている。何より内部が厚く深くなっている。

どこまでやることにするか、どこまでお願いをするか、というののレベルを下げて(上げて)、未知のところへ戻っていく。消耗と虚脱はわたしのもの。これを奪えると考えるもの、あとさきを決めてかかってこようとするものを警戒する。自分自身を。さまざまなものをさまざまな理由や存在の間に置いていく。