日記

とみいえひろこ/日記

2022.02.26

確定申告をやり始めてしまって、今朝提出できた。数字からいろいろ見える。このやり方でこれをこれ以上高めるのはもう限界だなと実感するところもある。でも大きくやり方を変える状態とは思えないし、そういうタイプではないんだなとわかる。状況に動かされるほうが納得がいくし、自分には合っている。だから状況をよく見る勇気や賢さがやっぱり必要と思う。だんだん使いたいことにお金を注げるようになってきて嬉しい。継続的に役に立てているのなら嬉しい、よかった。

 

 

目に見えるようになる前から、それは始まっていたのに。ここにいても仕方ないだろう、また同じことに、もっとひどいことになるだろう。仕方ないあたたかいところにぬくもりにいくことにも意味はあるともわかる。でもやっぱりここにいたくない、がんばったらいることはできるけれどすごく無駄にしんどいと感じるところを見て、違う場所から、どこから見たらいいかをさがす。

 

ただ視線を低く設定しているように見えた。彼女の解釈は気難しい気ではあるが、それは扱えないものは何もないと胸に刻むための抜け目ない手法が、彼女にはあったのだ。

 

何度も書き直されたもの、一度は口にされたが今は消されたり陰の部分に移されたものの痕跡

 

エリザベス・ビショップ 悲しみと理性』コルム・トビーン 伊藤範子/訳(港の人)

 

エリザベス・ビショップの詩を読んだことがなく、装丁に惹かれてこの本を手に入れた。

何かを説明する文章が好きだと思う。昔から、キャプションを読むのが好きだった。箱組の佇まい含め。〈それ〉に近づけないもどかしそうな感じ、さまざまな手段をつかって現そうとする感じ、その動きの奇妙さ複雑さ、読んでいてときにぐっと透明に感じるところが好きだと思う。