日記

とみいえひろこ/日記

2024.03.21

口に出して話すほうの言葉は、すくなくとも、100%、相手が分かるためのものなんだと思った。

偶然教えてもらったのを受けて、確認して、実感した。その上で、想像していって自分のなかで自分の方法でとりあえずの理解をした。この繰り返しだろうと思う。

多分、今日のような「偶然」でなく言葉で教えてもらうことは絶対にこれからもない。口に出すとそれはまったくべつのものになるから。本人が口にしないことが本人のほんとうに味わっているもの。こちらの思っていることは、どこまでもこちらの持っている言葉であって、こちらの持っている分け方。そことつながっていない。同時に、こちらのわたしのなかに、そこと同じ構造のここがある。