このまま行けばどうなるかわかること、いくつか。このまま行くわけにいかないしもっと良いバランスを思っている、それぞれの思惑のなかで充分わかっているからこのまま行かない。それでももしかしたらこのまま行ってしまうようなこともある。そのときは、そうなる前に身を引くことができる。
もっと良いバランスを思っている、の部分がわたしのほうは心許なく、軌道修正しないといけないなと思った土曜日だった。
どうなるかわからないこと、いくつか、たくさん。同じ立場ではないし、そちらのほうがきついのに（とは、わたしが勝手にそのように見てそのように思うだけのこと）、これまでの、その人でその立場でしかわからないさまざまが沁みこんだ小さな紙をもらう。読み直して、胸にしまう。誰も分からないと思う、代わりが効かなかったし、正しさも真実もバランスも、理解されることも犠牲にして、ともかく責任をもっている相手が必要とするひとつの最低限の条件を、居場所を、つくりつづけることに心を砕き知恵を絞り行動したということ、わたしはその人たちのことを何も知らないけれどよく知っていると思う。
夕方の青い空気、買い物に出たらすずしくてほんとうに気持がよくて、そのままもう少し北のほうに行って、もうひとつ買い物。
