さっきうすぐらい部屋で寝転んで、少し時間をとった。これが今日の今の時点でいちばん急ぎのもの。同時に、これはほんとはもっと自分のなかで後回しにしないといけないもの。でありながら、ここまで時間がとれなかった。寝転んで、時間をとったらなんとなく頭のなかでまとめるのに1時間もかからない。そんなこと知っている。
自分の場合は、多くの場合、衝動だけ先にあって、感情はあとづけで自分へ説明するためにつくっていくみたいだ。と最近思った。どうとでも思える、と思うときがあるから、いろんな方面に嘘をついているみたいだ、と思う。最近意図的にしていることは、いつまで経っても自分の思ってきたようなやり方ではあの線の位置がわからないので、わからなくて勝算もなくてもどこかで線をつくるやりかたに変えてみているということ。境界線というものはどこかいいところ、ベターなところに浮かび上がってくるもので、それを見つけられるかどうかが問題だと思っていた。今でもそれが正しいと思う。でもそのやり方ではいつまで経っても見極められず、くたくたでばかみたいだから。もういいです、と自分に言っていろいろなレベルを下げるということをしてみているところ。
アン・ウォームズリー 向井和美／訳『プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』、など。『プリズン・ブック・クラブ』は中身がすごく良さそうで、装丁が綿密でとても良いので買った。
何度か図書館で借りたものをまた借りて少し読んだ。下河辺美知子さんが訳したもの。本たくさんあるのに、図書館で借りたものばかり読んでいる。
返事を待ちながら、びくびくしながら、とりいそぎ今いちばん急ぐもの。
