日記

とみいえひろこ/日記

2024.02.03

はじめから、何も伝えることができていなかったし、それは、それぞれの立場がもともと見ているもの抱えているもの根本的な目的においているものというのを、私が何も分かっていなかったから、おさえていなかったからだと思った週だった。そういうのを分かるいろいろな余裕と力がなかった状態を少し抜けたということでもある。はじめから、伝わってしまうもの、伝わってしまうべきものは伝わっていたと思う。伝わるものは自分の思っているのとは違うもの。それに助けられてきたところはある気がする。自分の思っているものは、まもれている部分もあるだろうし、まもれていない部分もあると思う。そのあたりも全然わからない。

何も、なんにも…と伝えて突き合わせようとしたのは、突き合わせることなど絶対に無理だということを見せて証明したかったからかもしれない。自分がまもりたいところまもるべきところはまもって良いしまもるべき、まもりぬける、と、思いはじめる。はじめからばれていない、まもれている、とも。

受け入れて受け入れて受け入れて、最後にふわっと抵抗が起こる。という物の見方が好きで、現実のしっぽをこのひとのことばの端に見て、それを私がまわりにいる他の者として真面目に扱うこと。と話したことと、自分のなかでは通じている。