いやだなーとずるずる延ばしていたけれど、すごく久しぶりに婦人科に行った。夏が来る前に疲れが出てきてしまって、今は顔が痛い。関わりのなかで、こうやってわたしがすこし退く、何かしらまた、力の強さや方向や、見え方が変わるんだ、と思う。
力を抜いて、と声をかけられる。ここにこう力を入れる感じ、と教わる。一点とりあえず定めるといい。そう、きのうすごく時間がかかってしまったのも、このことと同じ。定まりどころがぜんぜん定まらず、仮の定まりどころを定めるのにもぐらぐら迷ってしまう、そのもとにあるのは何なんだろう。必ずできるとわかっているのにぜんぜんできなくてどうしようという状況だった。
要らなかったからごみ箱に捨てたカードを拾ってそばに置いている。これがすごくいい、っていうわけでもなく、ただ、こういうものに何かを感じて、何かを思い入れてきたのは、ぼんやりとしているけれどたしかにわたしの一部だなと思う。ふたつの曲を、ずっとかけている。身代わりと書いたのはこのことでもあった。もっとちゃんと聴く時間をほんとうはとりたいのだけれど。とることも選べるのだけれど。
