日記

とみいえひろこ/日記

2023.12.10

何年かぶりに、金曜、通勤者の帰宅時間に入る頃に駅にいた、電車に乗った。わたしはぜったいに無理なんだなと、目で見て、あらためてちゃんと理解したことがあった。わたしには無理、ほんとうに無理、しかも、わたしはそこに意味を見つけることができない、できなかった、できないだろう。ぎりぎりできる時間もあった。どこまでをできるというのかが曖昧なままだけど、できることにしないと成り立たなかったからできるということにする、くらいでいいと思う。これからもそれでいこうと思う。

同時に、この日ちゃんと分かってほんとうに良かったと思ったことは、「できる」、そのなかにいるあり方や選択、選択できないことも含めた選択をもつ側にいることに敬意を払う感じが掴めたこと。わたしにはそれがわからないということ、その苦労の想像もできないということ。入ってはいけない線の感じが少し感じ取れたこと。わたしは少しは仕事していると思っていた。全然だ、と、まだ全然こちら側でできることがあって、がんばろうと思ったりした。

そうして、考えていくと、この状況は、ここに行くための練習全部に、あなたはあなたのその状態でのるかのらないか、のれるかのれないかということを問われているという状況だということ。基本的にそれだけのことなのか、と思った。のれない、のらないことがこまごまとたくさんある。それでも、もちろん、たくさん方法がある、選択肢がある、ということを具体的に確認していきたいと思う。そこにのらないやりかたがもちろんあるということを。そっちのほうをわたしがやるのがいいと思う。こういう時間をとらなければ、考えがぜんぜん進まなかった。

 

www.youtube.com